兼六園の曲水に広がる、雨粒の波紋。
降りしきる雨を吸い込み、力強く咲き誇る、カキツバタ。
雨に濡れ、より一層艶やかに輝く黒瓦の街並み。
そこは、年間約160日は雨が降るといわれる街、金沢。
古くから雨と寄り添ってきた金沢は、雨を楽しむための文化や建造物に溢れている。
もしも旅先が雨だったら。
多くの人が残念な気持ちになるだろう。
しかしこの街は、雨が嬉しくなるから不思議だ。
鮮やかな紋様と色彩を持つ「金沢和傘」は雨の日でこそ、魅力を発揮し、夜の金澤 金の散歩道は、突然の小雨が降ってこそ、ライトアップが際立つ。
今日は、そんな雨の金沢の魅力を引き立てるべく、この冬産声をあげるホテルを紹介したい。
金沢の雨を魅力にするホテル、雨庵
金沢の雨を楽しむにふさわしいホテルが、2017年12月に開業する。
その名も「雨庵(UAN)」。
「雨」が多い地域性をホテルに取り込み、 「雨」までも旅の魅力にしたいという思いが込められた「雨庵(うあん)」は「ホテル・ザ・エム」の2号店だ。
「ホテル・ザ・エム」は「その土地に求められることを。 」
をコンセプトに、 その土地らしさや地域とのつながりを強く持つブランド。
金沢に残されたいくつかの茶屋街にインスパイアされた47の客室は、小規模ながらも細部に至るまで和のテイストを取り込んでいる。
加賀藩の城下町として栄え、 多くの日本文化を継承する街の外観を損ねぬよう、配慮をされた外観デザインも必見だ。
晴れの日では味わえない、雨の金沢の魅力を、いますぐ見つけに行こう。
Writer レニピ編集部
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開業に関する問合先:
ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツ株式会社
新店舗開業準備部 内田 TEL03-6858-2995(平日:9:00~18:00)